JCBプラチナ法人カードは、むちゃくちゃ高いコストパフォーマンスで人気のJCBゴールド法人カードに、利用枠や旅行保険などの補償額をてんこ盛りした上、多くの付加サービスをどっさりと追加したクレジットカードだ。
いわば、法人クレジットカード界のレクサスLSのようなカードっていうといいだろうか。
当ページでは、JCBプラチナ法人カードにはJCBゴールド法人カードにどのようなメリットや付加サービスが追加されているかを中心にお話しするので、基本になるJCBゴールド法人カードについてあまりご存じでない方は、先にJCBゴールド法人カードについてのページをご覧になった方がよいかもしれません。
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ゆとりのあるカード利用枠だからつかいやすい
JCBプラチナ法人カードじゃ、利用枠がそれぞれで大きく設定されるのでむちゃくちゃ余裕がある利用ができる。
消耗品、ネットで決済のできる仕入れ、広告費、出張交通費など、大きくなりがちなビジネス上の支出がカード決済できるので、資金繰りもよくなり、むちゃくちゃ使い勝手が良い。
おおむね月に150万円以上のお会計をカードで行いたいという方であれば、このバリューは間違いなくご理解頂けると思う。
プラチナ・コンシェルジュデスクがむちゃくちゃハイレベル
JCBプラチナ法人カードの特典の中でも特にビジネスの役に立つのは、プラチナ・コンシェルジュデスクじゃないだろうか。
ビジネスじゃ商談や会議に伴う食事会、接待の宴席やゴルフなど、本業そのもんじゃないけれど、むちゃくちゃ重要で準備にちょっと時間がかかる事柄がある。
もちろん自分で調べて手配しても、従業員に準備を任せてもよいが、それだって「見えないコスト」になってるよね。だって、それをしなければ別の仕事ができたわけだから。
そんなときに大活躍してくれるのが、このプラチナ・コンシェルジュデスクだ。
たとえば…
- 遠方から見えるだいじなお客さんを、評判が良いけれど予約がとりにくい飲食店でおもてなししたいときにシッカリと予約を完了しておいてもらったり
- 接待の後に渡すための気の利いたおみやげ物を探した上で購入し、会社まで送ってもらう手配をしてもらったり
- 出張じゃ予定や予算に沿ったホテルや新幹線、飛行機、レンタカーなどを調べ、予約まで済ませてもらったり
- 上客を観劇やスポーツ観戦などに招待するために、良席のチケットを確保してもらったり
- アポイントの後に急にお客さんと食事を共にすることになったときに、いい場所を近くで探して席を押さえてもらったり
- 接待ゴルフのために著名コースを予約してもらったり
こういうのって、大事だけれど、意外に手間も時間もかかるよね。
社内で行えば軽く1時間くらいはかかりそうなものだってある。
ところが、こんな面倒な作業でも、プロのコンシェルジュに丸投げして代行してもらえるんだよ。
さらにこのプラチナ・コンシェルジュサービスがすごいのは、このエレガントで気の利いたサービスを、なんと24時間365日体制で提供してくれるのだ。
自社の従業員に、こんなことを夜中に頼んですら、「それ、残業代つけていいっすか?」なんて言われてしまいそうだ(我が家だけ?)。
でも、プラチナ・コンシェルジュに頼めば、むちゃくちゃ高いレベルで、軽やかに良い仕事をしてもらえる。
ナカナカいいだろ?
もし従業員にこういう雑多な仕事をちょくちょくさせるのであれば、その分だけで、まあ、月に最低3万円以上の給与は見込んでおかなければならないと思うよ。
とにかく、プラチナ・コンシェルジュデスクに何でもどんどん相談してみてくれ。
遠慮はいりません。
キミのビジネス上の選択肢が、むちゃくちゃ広がるよ。
プライオリティ・パスのプレステージプランが無料に
また、JCBプラチナ法人カードじゃ、プライオリティ・パスの最上のクラスの会員資格である、プレステージプランがタダで利用できる。
プライオリティ・パスというのは、世界の空港の850か所以上のVIPラウンジを使うことができるサービスで、世界中の一流ビジネスマンや旅行好きの人々に愛される、贅沢なサービスだ。
このプライオリティ・パスに用意されているいくつかのプランのうち、全部のラウンジを何回でもタダで使える、いちばん上位ランクの「プレステージプラン」に入会するには、原則として399ドル(1ドル100円としても39900円!)の年間固定コストが必要だ。
ところが、JCBプラチナ法人カードには、このプライオリティ・パスのプレステージプランがタダでついてくるんだ。
もともとJCBゴールド法人カードでも国内の空港とハワイのホノルル国際空港のラウンジを使う権利はついているが、その他の海外の空港ラウンジ利用については手薄だった。
だが、JCBプラチナ法人カードに付いてくるプライオリティ・パスがあれば、世界中どこでも、安楽なVIPラウンジで商談前に英気を養うことができる。
特に疲労度の高い海外出張でラウンジが自由に使えるのは、本当にありがたいよね。
JCBプレミアムステイプランを使うことができる
また、だいじな商談を控えた出張じゃ、空港を出た後の宿泊先も、なるだけ「良いホテル」の「良い部屋」に「お得な料金で」泊まりたいものだ。
間違って変な宿泊先に泊まってしまい、かえって疲れが増してしまうようなことになれば、商談にも身が入らなくなりかねないからね。
でもご安心を。
JCBプラチナ法人カードの会員は、JCBのプレミアムカードだけに付帯する極上のホテル優待サービスであるJCBプレミアムステイプランを利用できる。
このプランじゃ、数多くの一流ホテルや旅館を、JCBのプレミアム会員限定の大変お得な料金で利用できたり、豊かな優待をつけてもらったりできる。
このプランを利用して予約をすれば、キミはホテルに着いたときから1ランクも2ランクも上の待遇で、気持ちよく過ごすことができるだろう。
もちろん、ホテルの手配はプラチナ・コンシェルジュに頼んでしまえばさらに安楽だよ。
旅行傷害保険がむちゃくちゃ手厚い
もう一つ、忘れてはいけないのが、保険のこと。
出張の多い方は不慮の事故などに備え、カードに付帯する旅行保険にもしっかり配慮しておきたいところだが、JCBプラチナ法人カードの旅行保険はむちゃくちゃ手厚い補償内容だ。
JCBゴールド法人カードじゃ海外旅行傷害保険が最高1億円、国内旅行傷害保険が最高5000万円であり、この時点でもかなりハイレベルの補償だが、JCBプラチナ法人カードじゃ国外・国内旅行傷害保険ともに最高1億円だ。
また、国内、国外航空機の遅延保険だって国内のカードとしては最高の水準で用意されているので、海外出張だって超安心だ。
もちろん、ぜんぶ自動付帯だよ。
だから、JCBプラチナ法人カードで旅行代金を支払っていない場合だって、ちゃんと全ての保険がきいてる。
クレジットカードの旅行保険としては間違いなく国内最強レベルだから、出張等につきものの不慮の事故にも、しっかり対応できるだろう。
美食付加サービスで一流のコース料理1名分が無料に
さらに、むちゃくちゃ有用な特典として評判が良いのが、美食付加サービスだ。
これは、日本中の100以上の著名な飲食店で、2人以上でコース料理を頼めば1人分が無料になるサービスだ。
例えば、2万5000円以上もするようなコースでも、ちゃんと1人分無料になる。
ときには値の張るお店で接待したいこともあるだろう。
それでビジネスがうまく進めば安いものだ。
でも、それが更におトクになるというのなら、それはそれでむちゃくちゃよろこばしいことだ。
年に3~4回でも、そんなお店を利用すれば、一体いくらの経費節減になるだろうか。
それも、すばらしい接待ができた上での経費節減だから使わない理由はありません。
JCB Lounge 京都を利用できる
さらに、京都によく出張する方にはむちゃくちゃいい話がある。
JCBプラチナ法人カードを持っていれば、京都駅内にある、JCBのプレミアムカード会員だけが利用できるラウンジを使うことができるんだ。
京都駅で少し時間が空いたときや、京都駅で荷物を置いて市内をあちこち移動したいときなどに、むちゃくちゃ重宝する心地よいラウンジだ。
このラウンジを利用できるのは、JCBザ・クラス、ANA JCBカード プレミアム、JAL JCBカード プラチナ、JCBプラチナ法人カードと、JCBゴールド ザ・プレミアのホルダーに限られ、JCBゴールド法人カードの保有者でも利用できませんので、相当に限定された方だけが利用できるラウンジと思っていただいていい。
京都駅を通るときには、ぜひ使ってみてくれ。
これだけすごいのに、年間固定コストはこれっぽっち
ここまでじゃ、JCBプラチナ法人カード独自の特典としてJCBゴールド法人カードに追加されたものうち、代表的なものだけを挙げてみましたが、かなりすごい内容だと思わないか?
ためしにざっくりと金額に見積もってみましょう。
- コンシェルジュサービスを超安に見積もって月1万円と考えると、年間12万円くらいのバリューは間違いなくあるだろう(本音じゃ最低でも月3万円のバリューはあると考えている)。
- プライオリティ・パスは399ドルだから、ざっくり年間4万円にしてしまいましょう。
- JCBプレミアムステイプランは、使う方にとってはとてつもないバリューがあるが、算定が難しいので、もう厳しく0円にしてしまいましょう。
- 国内旅行傷害保険を5000万円から1億円に追加するために必要な保険料は年間5000円くらいだろうか?
- 仮に年に2回程度、2万円のコース料理を1名分無料にしてもらったとして、4万円のバリューは間違いなくあるだろう。
かなり厳しく見積もってみましたが、それでも、合計すれば、年間に20万5000円分のメリットを享受することができてしまっている。
ところが!
JCBプラチナ法人カードの年間固定コストは・・・・・3万円(税別)だ。
ホンマだか!と突っこみたくなる。
すでに相当コストパフォーマンスの高いJCBゴールド法人/JCBビジネスプラスゴールド法人カードの年間固定コストが1万円だから、そこにわずか2万円の追加をするだけで、これだけすごいメリットを追加してもらえるわけだ。
正直、安すぎると思う。
ちなみに、JCBプラチナ法人カードにかなり近い内容の三井住友ビジネスプラチナカードの年間固定コストは5万円、アメックスのプラチナはなんと13万6500円だ。
もう一回言ってしまう。
安すぎだ。
どうせならキャンペーン中に最大1万2000円分の特典をもらっとくのが吉
JCBプラチナ法人カードの公式サイトによれば、2020年3月31日までなら抽選で最大1万2000円分のキャッシュバックをしてくれるそうだ。
これまでに挙げてきた数々の特典に比べれば微々たるもんだが、そこはしっかり拾っておくのがよいんじゃ?
と、弱小零細事業主のわたしは思うのだ(笑)。