三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカードに、よくお気づきになったね(笑)
お目が高い。
だって、ほんと、よくできたANAカードだもん。
というより、単刀直入に言ってしまえば、「ANAマイルを最強のコストパフォーマンスで貯める」という目的を一番に考えたとき、あらゆるクレジットカードの中で最強なのが、この三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカード(VISAかMasterかはどちらを選んでも同じ)と言っていい。
それも間違いなく。
マイルを貯めるなら効率よく貯めたくない?
このページに来た方は、みなさん一応、に関心がおありなんだと思うが、今までに使用してたカードってどんなのだっただろうか?
やっぱり、三井住友ANA VISA/Masterカードの一般カードをお使いの方が多いんだろうか。
それでアップグレードしようと思って検索したんじゃないだろうか。
もしそうだとしたら、三井住友ANA VISA/Masterカードの一般カードって、ちょっとだけ不満がないだっただろうか?
そう、実は私もそうだったんだ。
私は以前、三井住友ANA VISA一般カードを5年間ほど使用してたんだが、このカードを使用して貯めたポイント(三井住友カードなのでワールドポイントだね!)をANAマイルに交換するとき、やっぱりレートのいいワールドポイント1ポイント→ANAマイル10マイルのコースを選びたかったんだ。でも、それを選ぶとマイル交換手数料として、税込で6480円も取られてしまうんだろう?
ところが、それがイヤだからって手数料を払わなくてもいいコースを選ぶと、なんとマイル交換レートが半減して、ワールドポイント1ポイント→ANAマイル5マイルになってしまう、と。
ワールドポイント1ポイントでANAマイルを5マイルしかGETできないのは納得できないし、だからといって10マイルコースを選んでマイルに交換するだけで毎年6480円も取られちゃイヤだろう?
やっぱり。
それで、悩ましいままで使い続けるのはイヤだと思い、私はさまざまにリサーチしました。
なんとか最高の効率でANAマイルをゲットしながら、マイルを獲得するための実質的なコストを最小にする方法はないか、と。
・・・・・そして、とうとう見つけました。
を使えば、カード使った金額の3.4パーセントという超高還元率でANAマイルをGETできるということを。(※1マイル=2円換算で計算した場合)
どういう風に3.4パーセントの最強マイル還元率をGETする?
実は、3.4パーセントの超高還元率でマイルをGETするのはそれほど難しくなく、以下の3つの手順を踏むだけだった。
手順1:マイ・ペイすリボを使用して、10円程度の手数料を払う
おい、マイ・ペイすリボってなんだよって思われたかもしれないが、要するに三井住友カードのリボ払いサービスの名前だ。
「マイ」ペースでリボ払い(「ペイ」)「す」ることができるから、「マイ・ペイすリボ」。
・・まあ、いいだろう(笑)。
リボ払いというと、毎月のカード使った金額がいくらでも、お会計額は毎月同じになるという定額払いサービスだね。
毎月の負担が低額かつ一定になるので、月々の負担感はものすごく小さく便利なんだが、お会計がどんどん後に繰り延べされていって、金利が高くなってしまうという可能性もある。
こんな内容のマイ・ペイすリボだが、三井住友カードじゃマイ・ペイすリボ登録をしてほんの少しでも手数料が発生すれば、もらえるポイントが2倍になって、定期コスト/年も安くなるという特典がついてくる。
まず、これはマストだ。必ず登録してね。
なに、手数料は心配ない。
毎月ほんの2~3分だけ使用して、以下の手続きをするだけで手数料は10円程度で収まる。
※マイ・ペイすリボの手数料を極小化するテク
- マイ・ペイすリボじゃ毎月のお会計額をあらかじめ決めておくが、これを毎月、自分が使う額の7割くらいの金額に設定してね。
- 毎月の請求額確定の連絡メールが来たら、三井住友カードのウェブサイトにログインして、マイ・ペイすリボのお会計金額変更コーナーで実際に確定した額よりもほんの少し下にお会計金額を臨時で増減してね。
ほら、カンタンだろ?
1.で毎月使う予定額の7割程度にしておくのは、もし2.の臨時増減をうっかり忘れてしまったときに、高すぎる手数料を支払う羽目にならないようにするための保険だ。
そんな保険なんていらないよ、って方は、毎月のお会計額を最低額にしておき、毎月の支払額の臨時増額を間違いなくしさえすればそれでOK。
請求額の確定はメールで通知が来るようにできるので忘れることはないし、手続き自体も2~3分あれば十分なので、トイレに座っている間にスマホをチョイチョイッといじればそれでOK。楽勝だ。
たったこれだけで、ポイントが2倍になって、定期コスト/年まで安くなるのだから、お安い御用だろう。
手順2:ワールドポイントをANAマイルに交換する
ANAマイルへの交換は、原則として「10マイルコース」で
でANAマイルを貯めるときは、原則として、貯まったワールドポイントをそのまま「10マイルコース」でANAマイルに交換する。このコースだとワールドポイント1ポイントにつき、ANAマイルが10マイルもらえる。
これにより、ポイント還元率はまず2パーセントになる。
もしこれがゴールドカードでなく、一般カードなら、10マイルコースを使うのに税込6480円もの手数料が取られてしまうが、三井住友ANA VISA/Master ワイドゴールドカードなら手数料はなんと無料だ。これ、超大きいよ。
ボーナスポイントのANAマイルへの交換は例外的にソラチカ迂回ルートで
実は、三井住友ANA VISA/MASTER ワイドゴールドカードでもらえるワールドポイントには、カード使用をするたびにもらえる普段のワールドポイントのほかにボーナスポイントというのがある。ボーナスポイントというのは、年間の使った金額に応じて臨時でもらえたり、キャンペーンでもらえたりするポイントだ。
このボーナスポイントなんだが、ANAマイルに交換するときには10マイルコースを用いることができず、1ポイント=3マイルという低いレートにされてしまう。
そこで、少しでも高い交換レートでANAマイルをGETするために、このボーナスポイントをGポイントという共通ポイントを経由させた上でメトロポイントに移行し、ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)という別のもう一枚のカードを使用してメトロポイントからANAマイルに交換するという迂回ルートをとる。
こうすることで、ボーナスポイント1ポイントあたり、4.455マイルに交換レートを上げることができる。計算は少しややこしいだが、これは1マイル=2円で換算すると、ボーナスポイントはおよそ0.9パーセントの還元率になる。
したがって、普段のワールドポイントからANAマイルに交換したものと、ボーナスポイントをANAマイルに交換したものを合わせると、この時点で2パーセント+0.9パーセント=2.9パーセントの超高還元率になるね!
そうそう、三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカードを使い始めてから1~2年後くらいからマイル交換の手続きを始めることになるので、その時期までに、ソラチカカードも作っておいてね。
また、ソラチカカードはお会計には使わず、ボーナスポイントのマイル交換のときにだけ使うカードになるので、カードを発行した後は、机の引き出しにでも放っておいてね。
手順3:年間300万以上のカード使用
ごめんなさい。
さっき私は、3.4パーセントの還元率をGETするのはさして難しくないと言いましたが、さすがに年間300万円(月間25万円)のカード使用はちょっとハードルが高いかもしれないね。
個人事業主さんで事業経費なんかも混ぜ込まれちゃってる場合はかなりいけるかもしれないが、普通の生活費決済だとなかなか難しいかもしれない。
まあ、それでもちょっと頑張ってあちこち旅行に行くとか、値の張る耐久消費財をカードで払うなどして年間300万円以上の決済ができれば、ステージが上がってボーナスポイントをたんまりもらえるようになるので、これをGポイント→メトロポイント→ANAマイルのソラチカカード迂回ルートに乗せてあげればさらに還元率が上がる。
300万円の決済をしたときにはボーナスポイントで最大0.5パーセント程度の還元率を追加できるので、最終的にはおよそ2.9パーセント+0.5パーセント=3.4パーセントのウルトラ高還元率になる。
でも、そんなに使わなくても、例えば50万円程度の年間決済額でもボーナスポイントで0.17パーセント程度の還元率を追加でき、最終的には2.9パーセント+0.17パーセント=3.07パーセントにもなるんだ。
そんなカードはほかに存在しないんだし、十分すぎじゃないか?
え、そんなことない?
もう、欲張りなんだから(笑)。
実はコストも大したことがない
ここでキミはふと思ったんじゃないだろうか。
そりゃ3パーセント以上の還元率って超すげーんだけど、ゴールドカードって定期コスト/年とか高いんじゃねーの?って。
だろう?
確かに、三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカードの定期コスト/年は、何もしなければ税別1万4000円とナカナカの金額だ。
ところが。
三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」の使用をしてほんのわずかでもリボ手数料を支払えば、定期コスト/年は1万1340円(税込)にまで一気に下がる。
さらに、紙の明細書を停止して、カード使用代金WEB明細サービスに登録すればさらに1080円(税込)下がる。
ここまでで定期コスト/年は1万260円(税込)
その上、もしこれが三井住友ANA VISA/Master 一般カードだったら、上の10マイルコースを使うために6480円(税込)も払わなければならないところが、ワイドゴールドカードであれば全くの無料になるわけだから、言ってみれば定期コスト/年が6480円下がっているのと同じだ。
つまり、ワイドゴールドカードの定期コスト/年は、1万260円-6480円=3780円でしかないってことだ。
あれ、三井住友ANA VISA/Master 一般カードの定期コスト/年って、2160円(税込)だったよね。
ってことは、ホントはワイドゴールドカードと一般カードの定期コスト/年の差って、3780円-2160円=1620円の差でしかないってことなんだ。
そうなんだ。実質的な定期コスト/年は1年で、たったの1620円しか違わないんだ。ワイドゴールドカードと一般カードって。
思いのほか安いだろ?
なのにゴールドカードのメリットが超絶てんこ盛り
三井住友ANA VISA/Master ワイドゴールドカードの定期コスト/年が一般カードと比べて1年に1620円しか言ってみれば高くないにも関わらず、カードの性能差は圧倒的だ。
ワイドゴールドカードでショッピングしたときのワールドポイントやそれをANAマイルに交換する場面のほかでのメリットを軽く列挙してみましょう。
飛行機に乗ったら2.5倍の速さでマイルが貯まる
そう、ワイドゴールドカードは、ANAカードでいちばんだいじな、「飛行機に乗ったときにもらえるマイル」の付与率が一般カードに比べてずっと高く、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25パーセントもあるんだ。
一般カードのマイル付与率は、区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10パーセントだから、ワイドゴールド保有者は一般カード保有者の2.5倍のスピードでマイルがガンガン貯まっていくってことだね。
旅行傷害保険も相当に充実しているので安心
ANAカードを持つくらいなんだから、キミは旅行にかなり行く方だよね?
まだ行っていなくても、行く気満々だよね?
旅行をするときは、普段とちがう環境に身を置くわけだから、どうしてもケガや病気になる確率がグーンと高まる。
そんなとき、保険に入っていないととんでもない支出になる可能性だってある。
海外の医療システムなんて、日本とは全く違うからね。
でもご安心を。
なら旅行傷害保険がものすごく充実しているので安心だ。
海外旅行なら5000万円、国内旅行でも5000万円の最高補償額が決められているから、仮にのときでもしっかり治療に専念することができるね。
CLUB ANA(ビジネスクラス)専用カウンターで余裕のチェックイン
チェックインのためにみんなが並んでいるところで、ワイドゴールド保有者は、並ばずにサーッと通り抜けることができる。
特に混んでいる時期にはありがたいだろう?
ちょっといい気分だ。
空港内カードラウンジを使える
チェックインしたら、当然キミはカードラウンジで出発までの時間をゆったりと過ごすことができる。
これが使えると、旅の疲れ具合が全然違うんだよ。
ぜひ使用してね。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカム飲み物サービス
朝食だってこのグレードのホテルで食べるとかなりな代金かかるからね。
それが無料だなんて、ものすごくありがたいサービスだ。
美味しいし。
三井住友ANA VISA/Masterカード共通の使い勝手も素晴らしい
当然、VISA/Masterという世界最強の国際ブランドのANAカードで、かつ三井住友カードのスグレモノのサービス体制が敷かれているわけだから、基本の機能だって当然素晴らしいものがある。
ざっと列挙するが、バカにできないほどの実力だ。
- ANAカードファミリーマイル:家族でばらけていたマイルの合算ができるので、「あ、ちょっと足らない!」なんて事態が激減する。これ、マストだよ。 ※法人カードは対象外だ。
- ANAカード・マイルプラス:ANAカードと提携している一般のお店でカード払いすると、100円毎に1マイル、または 200円毎に1マイルが、ワールドポイントとは別に追加で加算される。提携店舗はカナリたくさんあるんだよ。スタバもマツキヨも日本中の相当多数の飲食店もENEOSもコナカも。こんなのほんの一例に過ぎない。なので、自覚なしにガンガン・ドッサリANAマイルがたまってますよ。 ※法人用一般カードおよびワイドカードは対象外だ。
- ANAマイレージモール:ANAマイレージモール経由でいつものネットショッピングをするだけで、ポイントやマイルが何倍にもなったり、大幅な割引サービスを受けられる。これ、ぜったいやらないと損だ。
- ANAカード専用「ビジネスきっぷ」:最大40%割引の同一路線2枚つづりの航空券を購入できる。当然、搭乗その日の予約・変更可能なので、仕事で抜群につかいやすい。
- ANAグループでの優待特典:ANAホテルズ(国内)での宿泊が5%オフ、空港内免税店ANA HOUSEで10%オフ、ANAグループ便の機内販売で10%オフ、空港内店舗ANA FESTAで10%オフ、マイルがたまるANAのWebショッピング「ANAショッピングastyle」で7%オフ、ANAスカイホリデー・ANAハローツアーの商品5%オフなど、盛りだくさんだ。
- 電子マネーのEdyとiDのデュアル搭載:2種類の電子マネーが搭載されているから相当多くの場所でワンタッチのラクラクお会計ができる上、Edy払いなら200円につき1マイル加算される。これ、地味に効きますよ。特にEdyマイルプラス提携店でEdy払いすれば、ワールドポイント、提携店でのANAマイル、EdyでのANAマイルの3重取りができるからね。
- チェックイン不要の国内線「SKiPサービス」対応:使ったことがある方ならお分かりかと思うが、一度使うと、これなしじゃもう、辛くて辛くて…っていう状態になるほど便利だよね!空港にサッと行って、ピッと入って、スッと乗る。快適だ。
三井住友カードを初めて作る方や、審査に通る自信のない方は
こんなに魅力がてんこ盛りの三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカードだが、そこはやはりゴールドカード、審査は厳し目で、三井住友カードとの間に信頼関係がないままに、あっさりと審査を通してくれるということはない。
やはり、ゴールドカードに申し込むための流儀として、次の3つのうち、いずれかの条件は満たしておいた方がいい。
- すでに三井住友カードを半年以上、継続して使用した経験があり、滞納をしたことがないこと。
- お歳が30歳以上で、年間300万円以上の安定した収入があること。
- 持ち家があること。
いずれも満たしてない方は、まずは1.の要件を満たせるように、ゴールドじゃなく一般カードの方の三井住友ANA VISA/Masterカードを先に申し込み、半年程度きちんと滞納なく使用してほしい。
そうして、キミと三井住友カードの間に「信用」を築いてから、三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカードへのランクアップを申請すると、審査に通りやすくなるだろう。
資格が足りていないのにやにわに申し込んで、むやみに申し込みヒストリーを汚してしまう必要は全くないし、一般カードであれば手数料も初年度無料だから全然痛くない。
マジか!最大2000マイルもくれるキャンペーン中らしい
このダントツの性能とコストパフォーマンスをもつ三井住友ANA VISA/Masterワイドゴールドカードだが、なんと、いま作れば、最大で2000マイルももらえるキャンペーンをやってるらしい。
ワイドゴールドカードを申し込む前に、一般カードを申し込むという方も、同じようにもらえるそうだ。
1マイル=2円換算だと、なんと4000円分もANAマイルをもらえるってことじゃないか!
よろこばしいね。
でも、キャンペーンは期限付きらしいので、申し込みが遅れてみすみす4000円分のマイルをとり損ねるような凡まちがいだけは犯さないでほしいね(笑)。
ANAマイラーたるもの、機動力がだいじなのだ。