JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドの優良会員のみに対してJCBから招待状が送られ、それを受け取った方が希望した場合にだけ発行される準プラチナクラスのカードだ。
このJCBゴールド ザ・プレミアの特徴を一言でいうと、「素晴らしくコストパフォーマンスが高い」ということに尽きる。
というのも、JCBゴールド ザ・プレミアには、すでに相当にスグレモノのゴールドカードであるJCBゴールドのサービス内容はそのままに、さらにいくつものむちゃくちゃ魅力的なサービスが追加されているのに、追加されるコストは低く、多くの場合「無料」にすることもできるからだ。
以下に詳しく説明するが、ゴールドカードの追加サービスとして、まさに圧倒的だ。
これを圧倒的と言わないなら何と言うのだろうと思う。
このJCBゴールド ザ・プレミアは招待制だから、当然自分から申し込んで取得できるワケじゃありませんが、クレジットカードを使う者として、このカードを持つことを一つの目標にするのにふさわしいカードだと思う。
JCBゴールドに追加されたサービスがスゴい
プライオリティ・パスのプレステージプランが無料に
プライオリティ・パスというのは、イギリスの会社が運営している、世界の空港の850か所以上のVIPラウンジを使えるサービスのことを言い、世界中のビジネスマンや旅行好きの人々に、贅沢で心地よく、安全なサービスを提供している。
このプライオリティ・パスにもいくつかコースがあり、すべてのラウンジを何回でも無料で使うことができる、いちばん上位ランクの「プレステージプラン」に入会するには、通常、定期コスト/年として429ドル(1ドル100円としても42,900円!)かかる。
かなりの額だよね。
ところが。
JCBゴールド ザ・プレミアには、このプライオリティ・パスのプレステージプランが自動で付いてくる。
もともとJCBゴールドでも空港ラウンジを使える権利はついているが、国内空港のラウンジが中心であり、海外はハワイ・ホノルルだけだ。
海外への渡航が多い方にとっては、そこだけが手薄だとお感じであったんじゃないだろうか。
だが、JCBゴールド ザ・プレミアに付帯するプライオリティ・パスがあれば、世界中、どこでも安楽なラウンジを無料で使える。
あのJCBプレミアムステイプランを使うことができる
次に、空港を出た後の宿泊先でも、できることなら「良いホテル」や「良い旅館」の「良い部屋」に「優待されたお得な料金で」泊まりたいものだ。
旅の疲れを癒してくれるのはホテルや旅館のホスピタリティだから、この点にしっかりこだわるのはむちゃくちゃ素晴らしいことだ。
反対に、変な宿泊先に泊まってしまった日には疲れが増してしまうばかりでなく、危険でもあるからね。
そこで、JCBじゃ会員の方に一段上のホスピタリティを提供すべく、JCBのプレミアムカードだけに付帯する極上のホテル優待サービスであるJCBプレミアムステイプランをJCBゴールド ザ・プレミアの会員にも適用できるようにしたそうだ。
このプランじゃ、数々の一流のホテルや旅館を、JCBのプレミアム会員限定で大変お得な料金で使用できたり、様々な優待をつけてもらったりすることができる。
ハッキリ言って、今まで自分が知らないところで色んな得ををしていた人がたくさんいたんだなぁと感じること、請け合い。
このプランを通じて予約をすれば、ホテルに着いたときから、キミは1ランクも2ランクも上の待遇で、気持ちよく過ごすことができるだろう。
JCB Lounge 京都を使える
また、JCBのプレミアムカード会員だけが使えるラウンジが、京都駅にもあるんだ。
京都方面での仕事が多い方、京都への旅行が多い方には、むちゃくちゃ重宝するむちゃくちゃ心地よいラウンジだ。
このラウンジを使えるプレミアムカードには、JCBザ・クラス、ANA JCBカード プレミアム、JAL JCBカード プラチナ、JCBプラチナ法人カードと、JCBゴールド ザ・プレミア等に限られ、JCBゴールドの保有者でも使用できませんので、相当に限定された方だけが使えるラウンジと思っていただいていい。
京都駅を通るときには、ぜひ使用したいね。
これだけのサービスが追加されて、そのコストは…
形式的な追加コストは年間5000円
これだけ盛りだくさんの魅力のあるサービスが、JCBゴールドに追加されているのだからそれなりに追加の費用がかかるだろうという気がするが、追加でお会計をする必要があるのは「サービス定期コスト/年」としての5000円(税別)だけだ。
ええっと…プライオリティ・パスのプレステージプランだけで399ドル分の価値があったよね?
これだけでも余裕でペイしてる。
言ってみれば無料?
でも、ホントはこの5000円のサービス定期コスト/年すら払う必要のない方が大半じゃないだろうか。
というのも、このJCBゴールド ザ・プレミアのサービス定期コスト/年は、前々年の12/16~前年の12/15の間に100万円(税込)以上のショッピング使用をした場合には、無料にしてもらえるということになっている。
そして、詳しいことは後に述べますが、JCBゴールド ザ・プレミアに招待されるための条件の一つに、JCBゴールドを使って2年連続で100万円(税込)のショッピング使用をすること、というのがある。
ということは、JCBゴールド ザ・プレミアを入手した初年度は必ずその前の年に100万円(税込)以上のショッピング使用をしていることになるから、その年の定期コスト/年はひとりでに無料ということになる。
2年目以降のサービス定期コスト/年も同じ条件で無料になるが、もともとその水準でゴールドカードを使用し続けた方だから、これまでと同じような使用スタイルであればちゃんと100万円のショッピング使用をすることになる可能性が高いわけだ。
とすれば、サービス定期コスト/年の5000円は言ってみれば毎年、無料になるといって問題ないんじゃないだろうか。
つまり、JCBゴールドの定期コスト/年から全く追加コストがなく、上記の素晴らしいサービスを受けることができるようになるということだ。
スゴ過ぎません?
JCB THE CLASSも見えてくる
さらにだ。
JCBのラインナップの頂点に位置するJCB THE CLASSという、これまた素晴らしい最上のクラスののプレミアムカードがあるが、このカードは、JCBゴールドを取得された方の中から、ある基準をクリアされた方だけに招待状が送られ、その上で希望された方だけに発行される。
そして、JCBゴールドをもっている人の中でも、JCBゴールド ザ・プレミアを取得されている方については特にその招待状が届きやすいといわれている。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアは、JCB THE CLASS会員のために用意された特上のサービスを受けるための特急券になっているということだ。
夢が広がるね。
JCBゴールド ザ・プレミアを手に入れるには
まずはJCBゴールドで
JCBゴールド ザ・プレミアは、これまでに説明したとおり、素晴らしい数多くのサービスが、たったの年5000円で、それも多くの場合、その5,000円さえもが免除された上で提供されるという普通じゃない水準のプレミアムカードだが、これに招待されるための条件は以下のとおりだ。
- JCBオリジナルシリーズ対象のJCBゴールドのショッピング使用の合計金額が2年連続で100万円(税込)以上の方。※集計期間:12月16日~翌年12月15日
- 本会員の方が会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に受信可能なEメールアドレスを登録していること。※毎年1月末日まで
思いのほか簡単だろ?
要するに、JCBゴールドを作って2年続けて100万円使えばいいってことだよ。
月に83,334円だから、ヘビロテ使用カードとしてガンガン使っていけば、どうってことない金額だ。
2のメールアドレス登録は、招待状がそこにメールで届くからきちんと登録してねってことに過ぎないからね。
ただ、以下のカードはゴールドカードでもJCBゴールド ザ・プレミアには招待してもらえませんから、注意してね。あくまでも、JCBオリジナルシリーズの標準的なJCBゴールドを作ることが要件だよ!
- 金融機関のキャッシュカード機能付きクレジットカード(一体型カード)
- 使用者支払型の家族カード
- JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブ
- JCB GOLD EXTAGE
- JCBデビットゴールド
- JCBネクサス
- JCBゴールド法人カード
- ビジネスカード
- コーポレートカード
- ETC/JCBカード
- JCBドライバーズプラスカード
- Type Select JCBカード
- 各種提携カード(JAL・JCBカード、ANA・JCBカードなど)
- 他社発行のJCBカード(日専連ホールディングス、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスが発行するカードなど)
JCBゴールドの審査は厳しいかなぁ…という場合は
この記事をお読みの方で、「うーん、アタシはまだJCBゴールドの審査に通る自信がないなぁ。でも将来はJCBゴールド ザ・プレミアを持ちたいなぁ。」なんて思われた方もいらっしゃるんじゃないだろうか。
至極、まっとうな感覚だと思う。
そういう人は、まずはJCBゴールドに進む前準備として、JCB一般カードを1~2年使って信用を積み重ね、JCBとの間に信頼関係を築いておかれると良いよ。
そうすれば、JCBゴールドにアップグレードの申請を出したときに、すんなり審査が通る。
あとはこれまでにご説明したように、2年間、JCBゴールドを用いて100万円分以上のショッピング使用をすれば大丈夫だ。
晴れてキミの下に、JCBゴールド ザ・プレミアへの招待状が届くだろう。
楽しみだね!